はじめに

大学院の授業が始まり1ケ月が経ちました。

なかなか、バタバタしております(笑)

1993年に私が不動産学部に入った時は、できて2年目の新しい学部。しかも日本では唯一の学部。

当時はまだ10代で、不動産って住むことだから絶対に必要なことだし、珍しい他にはない学部だからという理由で入学した様に憶えています。

授業は都市計画論、不動産金融論と大学らしい授業がありました・・・

が、私はラグビー学部が忙しくて、あまり真面目に取り組んでいなかったです。

なんとか卒業して、不動産会社に就職して働きだしてから、本当の不動産の楽しさを知ったように思います。

不動産って、法律もあり、数学的なものもあり、建築設計もあり、土地の価格もあり・・・結構、様々な角度の勉強が必要なんですよね。

大学時代にもっと勉強しておけばよかったと後悔したこともありました(笑)

(宅建の資格も、卒業してからとりましたしね)

きっとこの時の想いが、頭のどこかに引っかかっていたので、大学院の話を聞いた時に、行こう!と即決したんだと思います。

不動産を学ぶ

大学院の授業が始まって思う事は・・・・・

授業が面白い!

仕事で30年やってきた事がつながったり、ちょっと違うニュアンスでとらえていたことがあったり、90分の授業があっという間です。

学生の時はあんなに長かったのに(笑)

そして、実務との違いも改めて感じて、どちらも知っておくことは大切な事だと認識しました。

いま受けている講義は、不動産の会計、公法、金融、企画経営、建築計画です。

建築計画の講義で受けている区分所有マンションについて少し・・・

マンションの歴史は70年くらいです。

ニュータウン計画や公団による住宅供給等で爆発的に増加した1960年代後半から、現在は築55年の高経年マンションが多数、存在する中で設備の劣化が激しく大規模な修繕が必要とされる中でお金が足りない、流通に出しても評価が低い、そして耐震性の問題もあるなど悪循環になっています。

このマンションの問題は、いまあるマンションの未来にも訪れる問題なんです。

では、どうやってこの問題を解決していくのか?を議論して意見を出しながら学んでいきます。

簡単に答えが出る問題ではないですが、こうやって問題意識をもった議論をすることで、少しでも解決につながる方向に動いていく事に意味があると感じてます。

そして、この問題は、『相続』にも関わってきます。

こういった不動産をどの様に継承していくか?とても重要な課題です。

学んだことの発信

不動産といっても、中身は賃貸・売買・建築・管理・開発・分譲・・・・・と細かく分野はわかれているのですが、それぞれ絡み合う部分もあり、この絡み合う部分をしかっかりと理解していく事が、将来どうするという『相続』の現場では重要になります。

これから、学んだことを自分なりの整理で言葉にして『相続』の現場で活かせる様に発信をしていきます!

この記事を書いた人

村上 寛紀

村上 寛紀

1997年4月にスターツ株式会社に入社。
約10年間資産家の土地有効活用事業提案営業に従事。
その後、愛知県に異動し豊田市にて土地活用事業の立上げ業務を行う。2023年株式会社Prop-upを設立、代表取締役に就任。不動産相続コンサルタントとして、不動産を保有する方の相続対策のサポートを手掛けている。